240Hz
240Hzモニター買いました。
買ったのはDELLのゲーミングブランドであるALIENWAREから発売されてるAW2720HF。
もともと9万円で今は6万5千、10月初めにセールでさらに割引されて4万8千円だったので半ば勢いでポチポチ!
27インチのIPSパネルフルHDで240Hzのモニターはごく最近にLGから新製品が出てようやく3製品程度になったくらい240Hz(というかIPSで240が?)はまだまだニッチなところ。
60fps→120or144fpsの違いは誰にでも分かるが240fpsから先は分からないっていうのはネットでよく見るけど・・・流石に前者の違いの明確さには劣りはするものの240fpsのヌルヌル感は144fpsを遥かに上回ってるじゃん!って実感できた。音ゲーマーとかFPSゲーマーなら普通に分かるし感動すると思う。
実際にゲームをプレイした感想としては・・・
FPSはヌルヌルになっても自分のエイム力がないとどうしようもないので置いておいて、音ゲーであるBMSを240fpsにしてみたところめちゃくちゃスコア伸びました。
sl0は半分以上AAAが出せるようになったし、それ以上のレベルでもAAAが出てきたり狙えるくらいになったり。まぁ、クリア力に関しては自分で高めていかないといけないんですけど・・・結局FPSも音ゲーも自分の力が必要。
グラボが強ければapexとかも240fpsでできるんだろうなぁ・・・早く適正価格に戻ってくださいお願いします。
サブウーファー買っちゃった(DALI SUBE-9F)
10万円でアンプとスピーカーを買って満足して「もうこの先には(しばらく)行かない」と思ってたはずが・・・なんで・・・?
なんで?
サブウーファーが欲しいなぁと思ってネットで検索しては理性が働いて耐えてたんだけど某オークションサイトでDALI SUBE-9Fという商品を見つけてしまってすべてがおかしくなった。
この前のオーディオ環境の記事でスピーカーの選定の際に登場したDALIというメーカーのウーファーなんだけどまずかっこいい。音に関してもDALIということで信頼してもいいだろうという点もある。
ちなみに自分がネットで検索していた時は現行機であるSUBE-9Nに目をつけていたんだけど調べてみると塗装の違いとかそういうマイナーチェンジがあっただけで中身は変わってないということで懸念点なし。
そして何よりも思考を狂わせたのがそのオークションの値段で、上記の価格コムを見てもらえば分かる通り新品が7万弱なのに対して今回は本体価格35000円(税込み38500円)という破格を確認した瞬間入札ボタンを押してしまっていた・・・ものがものなので送料も1000円以上かかる予定だったけどポイントだったりヤフオク運営が配ってたクーポンでそれは相殺できたのでつまるところ38500円で買えてしまったわけ。
この価格、サブウーファー買い足すならこれかなぁくらいに検討していたFostex PM-SUB8の新品価格にほぼ等しい。実際聴き比べたわけじゃないしスペック差もよくわかっていないのド素人なのでなんとも言えないけど本来値段が一回り違うはずの商品を買えたのは心情的にでかいと思った。
中古商品で少しキズがあるとはいえ別売りのサランネットもついてきてこの値段はやばくない????(そもそもサランネットが別売り4000円なのも強気すぎない?DALIさん)実質本体34500円。
届いた
届いて設置してみたのがこちら
サブウーファーというと床の上に設置するイメージではあったけど部屋の角にL字デスクを置いて、デスクの下にはキャスターと取り付けた台に音ゲーコントローラーを置いて収納してあるのでデスク上に配置。30cm四方くらいなので大きめのデスクなら置けるでしょう。
設置することに気をつけたこと、サブウーファーは低音を扱うものなので机やその下の床への振動を抑えるために机→防振ゴム→ホームセンターで買った庭用敷石→ウーファーという構成。
オーディオボードっていう専門的なものから大理石や御影石といったものを世のオーディオオタクはスピーカーやウーファー、果てはアンプなどにも敷くらしいけど適当にホームセンターで買ってきた石を敷いてみた(1000円)。石の種類書いてなかったけど御影石なのかな?厚さも4cmあって振動対策には効果を発揮してくれてると思う。
サブウーファーはこういう対策しないと床から壁まで色々と揺らしてしまってボワンボワンするらしい、しらんけど。
鳴らした
サブウーファーってヤンキーの車から出てくるようなズンドコズンドコうるさい下品な低音のイメージがどうしてもあったんだけども鳴らしてみるとびっくり。
Monitor SE Atomの素直な音に調和したお上品で締まった低音で、低音が強い曲では存在感をきっちり出してくれるしそうじゃない曲でも主張はしないけど添えるように音を補ってくれる優れものだった。なんだか「ほんとにサブウーファー鳴ってるの?」って思っちゃうほど自然な音なんだけども、音量を0に向けて下げていくと場を満たしていた音から低音が抜けてスカスカになっていくんだよね・・・確かにサブウーファーは存在するという実感に感動してしまった。
おわりに
一連のオーディオ投資でお金は吹っ飛んだけどそれに見合う体験を得ることが出来るようになったので実質無料ということで納得したので万事OKということで・・・
これ以上の環境投資は向こう数年はしないぞ!!!!!と固く決意したのでもう過ちを犯すことはありません。みなさんは生き証人。(QUADのVENAⅡっていうDAC/プリメインアンプがかっこいいし機能的にも良さそうなのでこれに向けてお金を貯めたい)
あとオーディオっていう世界はかなり前からある趣味の世界で先人たちも数え切れないほどいるので意外と中古商品が色々と転がってるなっていうのを今回の件で学んだ。ほんとに最近発売された商品が欲しいとか中古に抵抗があるとかじゃなければまず中古を検索してみるのも手だなぁと。オーディオボードとかスピーカースタンドとか環境系の商品はその用途上キズもつきにくい割にかなりお値打ちに買える気がする。
以上沼に片足突っ込んだ素人の一連のオーディオ環境導入の流れでした。
音ゲー上手すぎて馬になった🐎
verfluchtと
ハードできてしまった・・・もともとCNは嫌いじゃないので中盤発狂さえ抜けちゃえばって感じだったのが最近何度か生きてる場面があったのでチャレンジしたら出来ちゃった・・・
オーディオ環境整えた
前々から興味あったオーディオ環境、思い切って導入した。
予算は10万円。オーディオマニア的には絶対物足りない金額だろうけど、何もないところからスタートする初心者には大きな一歩。
そんな初心者の自分が何を選んだのか紹介しようかなと思う(見せびらかしたいともいう)。
以前の環境
最初に従前の環境を紹介しておくと
[PC]――――――[USBDAC]――アナログ接続―――[アクティブスピーカー]
という構成。
USBDACはUSB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2というもの。(以下リンクはamazon)
アクティブスピーカーというのはスピーカー自身にD/A変換+アンプ機能があって、電源ケーブルをコンセントにつないで稼働するやつ。
PCからのデジタル信号をスピーカーが扱うアナログ信号に変換するのがDACで、アクティブスピーカーにはそれが内蔵されている。
なので本当はPC→アクティブスピーカーだけで音は出るので簡単に済ませるならこの構成が一番。
そこに自分は1万円程度のDACを噛ませて、スピーカーにはD/A変換をさせないようにアナログ接続をつないでた。でもこれが意味のある回避ルートだったかは知らないし真相は闇の中。
ちなみに使っていたアクティブスピーカーはGX-D90 。型式がそもそも古いし自分も買ったのが6年以上前なんだけど結構評判が良くてロングセラーっぽい。個人的にも聴くことに関しては不満に感じていなかった。(目を閉じて聴くというよりはBGMとして流していたから)
購入までのあれこれ
まず予算の10万円をアンプとスピーカーで半分にしてそれぞれ5万円として選定を始めた。
USBDAC機能付きのアンプを探すと割と色々な会社からエントリークラスのものが出ていて、迷ったのがこちら。
音質としてはおそらく前者のPMA-60のがいいものなんだろうなと思ったけど、amazon始め色々なレビューサイトで電源関連の不具合が報告されていたので購入したのは後者、AI-301DA-SPとなった。筐体デザインとかは完全にDenonだったから少し残念。
でもAI-301DA-SPはコンパクトだし、値段も安いし、Bluetoothもaptxが使えるし強みはある。(ワイヤレス再生でそこまでの違いと聴き分けられるかというと・・・)
後々レベルアップしたくなって「ワンランク上のアンプを」となったらPMA-150Hもいいなと思ったり。
次にスピーカー。
今まではアクティブスピーカーを使っていたけど、本格的なアンプとつなぐのはパッシブスピーカー。スピーカーケーブルというものを使ってアンプとスピーカーを繋ぐと音が出るらしい。へー。
そんなスピーカーケーブルだけど要は銅線で、自分で被膜を剥いてアンプとスピーカーの端子に繋げる作業が必要らしくて、めんどくさがりの自分はそれをすべてスキップできるバナナプラグという端子を予め取り付けたスピーカーケーブルを買った。
バナナプラグは音質がという人もいるらしいけど知らない。めんどくさいので。
これを買うとよくあるような挿すだけのケーブルになるので楽ちん。
本題のスピーカーだけど、価格コムでレビューやらなんやら読みつつめっっっっちゃくちゃ悩んだ。見たことあるブランドから見たことないオーディオ老舗まで、エントリークラスでもいっぱい商品があって目移りしちゃうから。
それでもうーん、うーんと悩んで絞ったのがこちら(ここからリンク先価格コム)
DALIのやつはオーディオ環境揃えるために参考にしたブログの人がAI-301DA-SPとDALIのZENSOR PICOってやつを使っていたので自分の予算と照らし合わせていいなぁと思ったもの。レビューもかなり高評価。
2つ目のR-51Mはまずデザインがかっこいい、好きってなった。お値段は抑えめなので音の部分がどうなるかはわかんないけどこれが置いてあったらめっちゃかっこいいなぁと思って悩んだ。こちらも評価は高いのでその点も安心だし、去年発売で令和最新版ということで最新のものなので。
それで何を買ったかといえば・・・
価格コムに掲載されてないスピーカーを買いました(は?)
それがParadigm Monitor SE Atomというスピーカー。(amazonリンク)
価格コム以外でも色々探してるうちにこのスピーカーをレビューしている動画に出会ったんだけど、このレビュー内容が割と自分が求めている情報を提示してくれたのでめちゃくちゃ惹かれた。(「うるさくない」「派手じゃない」といった内容)
普段使っているイヤホンがER-4Sという、低音や高音を強調するような味付けを一切せずにありのままを流すイヤホンなのでスピーカーにもそういった傾向を求めていたこともあってこれにMonitor SE Atomを購入決定。オーディオ専門店の通販で買ったら49500円と5万を切ったのでお得。
導入!
注文して届くまで1週間。生殺しの時間は終わった。
開封して設置してみた図がこちら。
デュアルディスプレイのため写真二枚で。2つのモニターの下にあるのがAI-301DA-SP。
卓上モニタースタンドもインシュレーター(スタンドとスピーカーの間に挟むやつ)も安物だけど購入したしたのでいきなり「オーディオにこだわってる」風になったのが自己満足度も高い。ほんとはスピーカーの後ろにすぐ壁があるのは、スピーカー本来の力を発揮できない可能性があるらしくて良くないらしいけどすこし妥協。
とりあえずspotifyをながすと・・・ストリーミング音源でさえ聴こえ方が全然違う!!!音の広がりというか音に包み込まれるというか。いろいろな音がちゃんと個別で聴こえたり・・・語彙力ないのでこのへんで終わるけどとにかくすごかった。
以前のスピーカーだと音量を上げるとただただ「うるさい」で終わっていたところ、この環境で音量を上げると音量レベルの話だと大きいからそりゃうるさいんだけど、聴こえてくる音楽に耳を傾けるというスタンスで言えば「うるさくない」んだよね・・・。
spotifyで大多数の音楽を済ませてしまっていたけどこれからはハイレゾ音源も買おうかなって思うくらいの衝撃だった。オーディオは金がかかる。とはいえストリーミングでもここまで変わるならやってよかったと満足。
10万で組めるオーディオ環境、みなさんもどうですか。
嬉しい成果
進捗がないときは1ヶ月ブログ書かなかったのに成果を得た時だけ嬉々として書き出すやつ、私です。
まずBMSから
sl5五月雨に誓うハード。
スコア力ないのにもはやラストゲー過ぎてクリアより前に鳥が出てしまった。横認識、同時押しの訓練にめちゃくちゃ役立つのでまだまだやり込んでいきたい。
あとクリアはしてないんだけど★11Trinityの譜面が見え始めてきたことを実感してるのでクリアまで持っていきたい!
まぁそんな感じ。
そしてINFINITAS
天空の夜明け、Devil's Gear、東京神話の3曲をハード!
地力のブレイクスルーが遂に起きたらしく、苦戦していた天空(地力A)とDevils' Gear(地力B+),今月新しく買ったパックの東京神話(地力A+)が同じ日に埋まった。
シノバズからフェードアウトしていったので最近の曲はもうほとんど知らないのだけど、今月買ったキャノンボーラーズパックの曲が存外いい曲が多くて楽しい。
ACでは埋め作業をほとんどしていなかったけどINFで曲パックを買うとやらざるを得ない状況なのでやらず嫌いを克服できる気がする(笑)
もともとD/Aが好きなので曲自体は知ってたけど弐寺にあるとは知らなかったCity Never sleeps、エキドナくらいしか知らなかったけど新進気鋭HuΣeRのchaserXX、お馴染み猫叉の指慣らし曲COSMIC☆WONDER☆REVOLUTION、本当にいい曲が多い。
地力が上がったことによって☆11のスコアもぐんと上がって、曲によっては鳥マイナス表記が出るくらいになってこれもまたモチベに繋がってめちゃくちゃ楽しいからついつい☆11に籠りがち。☆12をちゃんとやれ。
フェニワンを買ってから4ヶ月、漸く全盛期に戻せたので勝負はこれから。がんばるぞ!
1ヶ月音ゲー進捗とか
音ゲー成果はsl5空想都市トーキョーをハードしたり、VENUS INVADERをイージー出来たくらいで新規はランプ点けられず。
0.3%残しってなんやねん、ラスト気を抜きすぎて死ぬとこだった・・・
ここしばらくPCゲームを深夜まで友人とやって寝不足気味なまま生活してるのが祟って音ゲーの進歩が出来ない状態だった・・・(INFINITASやBMSをやるにはやってた)
全盛期の自分に近づいてはいるけどそこから先はやっぱり全盛期から更に上の新領域なので真面目にやらないと地力は上がらないかなって思う。
話変わって、最近珍しく映画館にまで行ってとあるアニメ作品2つを鑑賞した。
閃光のハサウェイとレヴュースタァライト。ハサウェイはガンダムシリーズ未視聴だったけど、映画公開前から冒頭部分がyoutubeにアップされてたりしたのを見てそのキャラデザだったり背景だったりの作画やビジュアルの部分に惹かれて、スタァライトも何も情報を知らない状態からTwitterなどの評判に釣られて。
結果どちらも見てよかったと心の底から思える作品だった。
ハサウェイは映画に行く前に公式のyoutubeプレミアム配信という形で逆襲のシャアを見てから行ったのでハサウェイを応援しつつ見ていたのだけれども、最終的にはギギがかわいいなぁとなってしまった。上田麗奈の声はいいぞ。
ガンダム未視聴というかガンダムとかMSに興味を持てない人間なのでどうなのかと少し心配しながら見に行ったけれども、戦闘シーンは素直にかっこいいと思ったし、市街地戦の緊迫感もハラハラしながら楽しめた。
3部作ということでこれからが本当に楽しみ。
スタァライトはほんとに事前情報なしだったので、作品シリーズの集大成とも言える映画でぶっ放してきた演出のオンパレードに度肝を抜かれながら遥か後方に置いていかれたまま終わってしまった。だって舞台のお話かと思ったらいきなり皆殺しのレヴューとかいうのが始まっていきなり武器をもって戦い始めるんだもの。内容はなにひとつわからなかったけど、音楽や演出が素晴らしすぎて「はやく終わらないかなぁ」となるような事態には一切ならなかったのもすごい。
見終わったあとにこれはいかんと思って、1週間でアニメシリーズ12話とアニメの総集編+今回の劇場版への導入を含めた映画版を鑑賞して劇場版2回目に赴いたほど。
考察とかする人間じゃないので詳しいことは書かない(書けない)けど、1回目鑑賞時に「ぶっとんだ演出で置いていかれた」部分が2回目にはどんどん解釈出来ていって終わる頃にはもうスタァライトされちゃいましたって感じ。2回だけじゃなくて3回4回もありみたいな気持ちになって、何回も何回も見に行ってるオタク達の気持ちがわかった。スタァライトはいいぞ。
7月の頭にはライブにも行ったし、良質なエンターテイメントを体全体に浴びた1ヶ月だった。(音ゲーやれ)
音楽の好み(ねごと編)
音ゲー記事を書くためにブログ復活しておいてなんだけど普段は静かめな曲、うるさめでもロックミュージックくらいまでという感じが好み。
もちろん音ゲーの曲は音ゲーの曲として好きだし、そもそも好きな音楽がアイドルアニメ、ゲームの音楽からエレクトロニカやアンビエントなどのインスト曲までジャンルがとっちらかってるので、好きな音楽を貼って少しでも広まってくれればいいなという気持ち。
特に2010年代から聴き始めたアーティストについて書いていこうと思う。
・ねごと
2013年のアニメ『ガリレイドンナ』のOP曲で知った。リアルタイムでアニメを観つつ、序盤に持って来がちな「タイトルロゴがドーン」のシーンを曲の構成に合わせてOP後半に持ってくるという斬新な構成にとても驚いて頭から離れなくなったのを覚えている。
そこからねごとの音楽を掘り出し始めたのだけど、初期の曲に『カロン』という曲があってとても聴き覚えがあった。どこで聴いたんだろうなぁと考えつつ検索しauのTVCMにたどり着いた瞬間、当時CMを見ながらいい曲だなと思っていた記憶が蘇り、好きだったけど定着せずに忘れてしまってたアーティストに再び巡り会えた運命にあれほど感謝したことはない。
2017年のワンマンツアーにて初の音楽ライブ参加を果たし、生の音に耳はもちろん肌や体全体で振動を感じながら腕を振り上げる楽しさを教えてもらった思い出深いバンドであり、なかなか一歩が踏み出せない自分と一緒に参加してくれた友人とそもそもライブに参加したいと思わせてくれたねごとには感謝してもしきれない。
2019年の解散までに2018年のライブと最後のラストライブに参加して本当に人生の糧になっていてこれからもずっと聴き続けるんだろうなという確信があるバンドである。
5枚のフルアルバムをリリースしていてそれぞれ、バンドサウンド→バンドサウンド→バンドサウンド→エレクトロ→ミックスというように変遷している。言わずもがな1st~3rdまではまさに正当進化という感じで3rdはねごとの傑作と言う人も多いのではないだろうか。
その次の4thアルバムでエレクトロな打ち込み音源が使われたのでゴリゴリのバンドサウンドを求めていた人にとっては肩透かしに感じられたようで賛否両論(個人の印象)だったけれど、もともとエレクトロニカやアンビエントなどのジャンルも聴いていた自分にとっては「自分が好きなアーティストが自分の好きなジャンルにやってきた!」という嬉しさしかなかった。実際に聴いてみた印象でも表題曲である『ETERNALBEAT』やアルバムに先んじて発表された『アシンメトリ』は確かにそれまでのねごとらしい音ではなかったかもしれないけど、曲それぞれから醸し出される雰囲気はねごとそのものだったし、ボーカルの声とエレクトロサウンドの親和性がここまであるのかと驚きもありつつ確かにねごとらしさを感じた。
『ETERNALBEAT』は個人的なねごとベストアンセムでありねごとのひとつの到達点であると思っている。
5thは前作で新たに開拓した新路線と1st~3rdをかけ合わせたという感じで、4thで培ったダンスミュージック的なリズムの曲や『ALL RIGHT』のような初期ファンが喜ぶようなバンドサウンドなどバラエティに富んでいてなおかつ完成度がそれぞれ高いアルバム。
3rdで一旦完成し、4thで新しい武器を手に入れ、5thでそれらを絶妙にかけ合わせ見事に昇華して、これからどうなってしまうんだとワクワクしていた中での解散発表だったのでとても悲しかったなぁ。
ねごとにハマってからリリースされた3rdから5thまでそれぞれに思い出があって曲を聴けばいい思い出も悪い思い出も蘇ってくるけれど、全部ひっくるめて自分とともに歩んでくれたことにありがとう、ねごと。