音楽の好み(ねごと編)

音ゲー記事を書くためにブログ復活しておいてなんだけど普段は静かめな曲、うるさめでもロックミュージックくらいまでという感じが好み。

もちろん音ゲーの曲は音ゲーの曲として好きだし、そもそも好きな音楽がアイドルアニメ、ゲームの音楽からエレクトロニカアンビエントなどのインスト曲までジャンルがとっちらかってるので、好きな音楽を貼って少しでも広まってくれればいいなという気持ち。

特に2010年代から聴き始めたアーティストについて書いていこうと思う。

 

・ねごと

2013年のアニメ『ガリレイドンナ』のOP曲で知った。リアルタイムでアニメを観つつ、序盤に持って来がちな「タイトルロゴがドーン」のシーンを曲の構成に合わせてOP後半に持ってくるという斬新な構成にとても驚いて頭から離れなくなったのを覚えている。

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そこからねごとの音楽を掘り出し始めたのだけど、初期の曲に『カロン』という曲があってとても聴き覚えがあった。どこで聴いたんだろうなぁと考えつつ検索しauのTVCMにたどり着いた瞬間、当時CMを見ながらいい曲だなと思っていた記憶が蘇り、好きだったけど定着せずに忘れてしまってたアーティストに再び巡り会えた運命にあれほど感謝したことはない。

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2017年のワンマンツアーにて初の音楽ライブ参加を果たし、生の音に耳はもちろん肌や体全体で振動を感じながら腕を振り上げる楽しさを教えてもらった思い出深いバンドであり、なかなか一歩が踏み出せない自分と一緒に参加してくれた友人とそもそもライブに参加したいと思わせてくれたねごとには感謝してもしきれない。

2019年の解散までに2018年のライブと最後のラストライブに参加して本当に人生の糧になっていてこれからもずっと聴き続けるんだろうなという確信があるバンドである。

 

5枚のフルアルバムをリリースしていてそれぞれ、バンドサウンド→バンドサウンド→バンドサウンド→エレクトロ→ミックスというように変遷している。言わずもがな1st~3rdまではまさに正当進化という感じで3rdはねごとの傑作と言う人も多いのではないだろうか。

 

その次の4thアルバムでエレクトロな打ち込み音源が使われたのでゴリゴリのバンドサウンドを求めていた人にとっては肩透かしに感じられたようで賛否両論(個人の印象)だったけれど、もともとエレクトロニカアンビエントなどのジャンルも聴いていた自分にとっては「自分が好きなアーティストが自分の好きなジャンルにやってきた!」という嬉しさしかなかった。実際に聴いてみた印象でも表題曲である『ETERNALBEAT』やアルバムに先んじて発表された『アシンメトリ』は確かにそれまでのねごとらしい音ではなかったかもしれないけど、曲それぞれから醸し出される雰囲気はねごとそのものだったし、ボーカルの声とエレクトロサウンドの親和性がここまであるのかと驚きもありつつ確かにねごとらしさを感じた。

『ETERNALBEAT』は個人的なねごとベストアンセムでありねごとのひとつの到達点であると思っている。

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5thは前作で新たに開拓した新路線と1st~3rdをかけ合わせたという感じで、4thで培ったダンスミュージック的なリズムの曲や『ALL RIGHT』のような初期ファンが喜ぶようなバンドサウンドなどバラエティに富んでいてなおかつ完成度がそれぞれ高いアルバム。

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3rdで一旦完成し、4thで新しい武器を手に入れ、5thでそれらを絶妙にかけ合わせ見事に昇華して、これからどうなってしまうんだとワクワクしていた中での解散発表だったのでとても悲しかったなぁ。

 

ねごとにハマってからリリースされた3rdから5thまでそれぞれに思い出があって曲を聴けばいい思い出も悪い思い出も蘇ってくるけれど、全部ひっくるめて自分とともに歩んでくれたことにありがとう、ねごと。

 

 

 

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